2009年04月02日

創作物表現規制派は民主主義者では断じてない!

当時権力の象徴だったカトリックに自由主義者として敵対し、そのカトリックに死後まで忌み嫌われたヴォルテール。彼には以下のような名言があります。いかにも自由主義者ヴォルテールが言いそうな言葉であります。

「私はあなたの書いたものは嫌いだが、私の命を与えてもあなたが書き続けられるようにしたい」

これ漫画家、アニメーター、など創作物表現者に対して、与党案の支持者、特に矯風会のようなキリスト教もどきのカルト的団体の人に言ってもらいたいものです。自分のように他人を思いやる(愛する)ことこそキリスト教の真髄なので、当然、キリスト教は自由主義的な部分を持った教えです。クリスチャンに限らず良心のある人間なら当然言えるはずです。言えなければ人間じゃなくなります。良心の欠けた人間が何かすれば普通は「人間性を喪失している奴は死刑だ!」と言うはずだからです。

ヴォルテールの言葉をこう言い換えればここでなぜこの言葉を出したか分かります。

「私アグネス・チャンはエロマンガは嫌いだが、私の命を与えてもあなたがエロマンガを書き続けられるようにしたい」
(アグネスチャンのところは彼女と同じ考えの持ち主なら誰でも当てはめられます)

これが言えない創作物表現規制派は民主主義者ではありません。なぜなら日本でもアメリカでもこのような主張は精神的自由権と言って民主主義の最低限の前提として守ること憲法で謳われていて、精神的自由権の保証こそが民主主義国家の定義だからです。今回の法律改正はこの精神的自由権の否定であり、日本が(そしてアメリカや欧州は既に)民主主義国家であることの否定することになるからです。特に創作物表現規制派の宗教者は信教の自由を謳った日本国憲法第20条が精神的自由権であることを忘れないでほしいです。

日本国憲法第19条 思想及び良心の自由

日本国憲法第20条 信教の自由と政教分離原則

日本国憲法第21条 集会・結社・表現の自由、検閲の禁止、通信の秘密

アメリカ合衆国憲法修正第1条 信教、言論、出版、集会の自由、請願権
posted by one_christian1961 at 18:26| 東京 ☀| Comment(2) | 児童ポルノ禁止法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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